ObsidianとNotionの比較

ここ1年ぐらいNotionでメモを記録していたが、Obsidianに移行することにした。

NotionとObsidianで共通なところ

  • マークダウン記法に対応している。

Obsidianはローカル(オフライン)で.mdファイルを編集し、それらをリンクやタグなどで管理する。これはNotionは.mdファイルの代わりにページと呼ばれるだけで、殆ど同じ。ブログ・Wikiを非公開で作る感覚に近い。

地味だけど重要。Linuxに対応しているのはObsidianだけ。

Notionのいいところ

  • データベース機能が優秀
  • Chrome拡張のウェブクリッパーが優秀

これらを組み合わせると、簡単に膨大なブックマークを一括管理できる。これは画期的だった。 サイト名・URL・ブックマークした日付は自動的にデータベースに挿入される。 ↑最近はめんどくさくてタグ全然つけてない

さらに、Notionはページとページをリンクでき、ブックマークを参考文献として一発で呼び出せる。

例:Notionで「Obsidian」というページに「Obsidian AnotatorでPDFにメモを残そう」というページをリンクしているところ

  • オンライン上で同期できる

別の端末やスマホでログインすれば簡単に同期できる。画像のアップロードは容量に制限(5MB)があるものの、無料の範囲で十分使える。

  • 複数人で共同編集する機能がある。

編集権限・編集日時・誰が編集したか・編集者の連絡先などなど、専用の機能が充実している。

Notionのよくないところ

ここ1年ほどNotionでメモなんかを記録していたが、オンライン上のため重い&遅いのが煩わしい。

Obsidianのいいところ

  • ローカル(オフライン上)なのでサクサク書ける。

Obsidianにはローカルに実体があるので、サービスが終了しても殆ど問題が発生しないというメリットもある。

PDFにメモしたり、ObsidianのGit管理を自動化したりできる。

Obsidianのよくないところ

  • とっつきにくい

慣れている人からすれば設定の自由度の高さ=便利さだが、PC初心者には難しいと思う。

  • ドキュメントが英語

Notionは日本語ドキュメントが豊富だし、解説動画や記事もたくさんある。

  • オンラインで同期するには課金が必要

現在月額$8らしい。スマホでとるメモを重要視していないのであまり関係ない。

  • まだ使い始めて浅いのであまり欠点は出てこない。

まとめ

比較していいのか?ってくらい全然別物なので、それぞれいいところを併用すれば幸せになれると思います。